本当に久しぶりの更新です。
あっと言う間の年の瀬。2015年ももう師走。
慌ただしさは言わずもがな…だが、体験待ちのお客さんに追われる事がなく
今年を総括する余裕が出来ました。
一気に今年を振り返ってアップするのは大変なくらいのご無沙汰なので、大きく3つに分けて振り返ります。
【 1 】私の制作の軌跡
【 2 】美術館での体験したお客さんとの絡み
【 3 】美術館の変遷

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【1】私の制作の軌跡 ①
今までの代表的な作品は、この黒御影の土で青みを帯びたトーンが専らで、時に温度が高いと宇宙ボウルといってた銀河のような景色になっていました。
そして、今年は
今回地元紙(下野新聞)に掲載された
earthボウル!
青銅釉に青のフリットがとってもマッチして
地殻の核に潜む神秘的な湖をイメージした作品は、フォルムもなるべく丸く球体にして地球を意識した作品に仕上がりました。

また器以外に、必ず、ぐにゃぐにゃになった粘土で作るトルソーシリーズ!

 

今年は台座をつけて作品性を高めたせいか
パトロン的なファンのジェントルマンと繋がれました。
聞けば大学の先輩にもあたり
私の感覚と触れ合い、ジャコメッティの話しにまで及んだ時は、歓びを隠せませんでした。

 

サンバレー美術館のショップには、こんな

感じで展示販売されています。

【 1 】私の制作の軌跡 ②
今年は器の波動を上げる為に念願だった那須産の麻炭を粘土に練り込む事が出ました。

 

これには何と言っても麻を栽培してる豊穣庵さんの存在が欠かせません。
この黄金に輝くのは大麻から皮ひきして精麻にした状態…
ここから糸産みしていくそうです。
そして芯の残ったところ〜おがらって言うのだが、これを一斗缶で炭焼きにして出来たのが所謂、麻炭!

 

それを手で砕いて粘土に入れて
サヤと呼ばれる箱の中に作品をいれます。
最初に籾殻を敷き詰めます。
…籾殻も麻の舞という麻を堆肥にして作り育てたお米の籾殻をつかって。

 

作品を囲むように麻炭を配置します。
1240°くらいで焼きあげると

 

見事籾殻も炭も灰になってます。
焼く時も麻炭を周りにいれて焼きました〜
まだ第一回目で改良点はあるのだが…
これが原点✨

 

麻炭入りの作品には
目印に…天使の羽をつけてみましたー!
見かけたら手にとってみて下さい。


 

サンバレーアートミュージアム人間国宝 島岡達三 陶芸美術館

住所:那須郡那須町湯本203

ホテルサンバレー那須の敷地内にあります。

 

 

『アトリエ ミズ  atelier miz 』

〒325-0302 栃木県那須郡那須町高久丙1224 那須倶楽部内『あーすん』

営業時間:12:00-17:00(変動あり) 不定休

いろいろな体験イベントへ出張をしていることがあります!